マンドリンという楽器については聞き慣れない方も多いと思うので、我が部で使用している楽器について紹介したいと思います。
 

 

Mandolins

マンドリンはイタリアで生まれた楽器で琵琶のような形をしています。
本来厳密には4種類あり、我が部ではそのうちマンドリン、 マンドラ、マンドロンセロを演奏しています。
どれも聞きなれない名前だとは思うのですが、 よく見るとバイオリン、ビオラ、チェロと語尾が似てますよね。
高さの違いもバイオリン等と同じような感じです。
マンドリンは弦が8本なのですが、 同じ高さの音の弦を二本ずつセットにしているので、 実質弦4本分の音を駆使して演奏します。

ちなみに、我が部にはないもうひとつのマンドリンは、 マンドローネと言うらしいです。

マンドリンはピックを使って、基本的にトレモロという奏法で演奏しています。
トレモロとは、ダウンとアップを素早く繰り返して単一の高さの音を連続して小刻みに演奏することで持続音のように聞かせる奏法です。
とりあえず手首が凄く疲れる奏法ですが、その分小鳥のさえずりのような繊細で美しい音を奏でます。
たまに人の歌声に聞こえることも。

 

Guitar

ギターは、一般にはアコースティックギターと呼ばれるもので、1弦から3弦が金属弦のものをフォークギター、 ナイロン弦のものをクラシックギターと言い、我が部で使用しているのはクラシックギターです。
大概は伴奏担当です。歌声の変わりに、美しいマンドリンの旋律を引き立てる 重要な役割を果たしています。

ギターといえばピック!と思われている方も多いと思うのですが、 この部では基本的にギターはピックを使用しません。すべて指で弾きます。
アルペジオとか和音とか。
本来ならピックを使うはずの弾きおろしとかも指でやるので、 爪が削れて薄くなったりします(涙)

基本ができれば、一人でかっこよく爪弾けるようになれます!

Bass(Contrabass)

我が部でベースと呼ばれているものは、吹奏楽部や管弦楽団も使用している「コントラバス」のことです。
この楽器は異名が多く、「弦バス」「コンバス」などとも呼ばれています。

でかくて格好いいです。その大きさ通り一番低音部を担当しています。くるくる回ります。
でも弦が硬いので、がんばって練習しすぎると指紋がなくなります(部活仲間の実体験)。