マンドリンはイタリアで生まれた楽器で琵琶のような形をしています。
本来厳密には4種類あり、我が部ではそのうちマンドリン、 マンドラ、マンドロンセロを演奏しています。
どれも聞きなれない名前だとは思うのですが、 よく見るとバイオリン、ビオラ、チェロと語尾が似てますよね。
高さの違いもバイオリン等と同じような感じです。
マンドリンは弦が8本なのですが、 同じ高さの音の弦を二本ずつセットにしているので、 実質弦4本分の音を駆使して演奏します。
ちなみに、我が部にはないもうひとつのマンドリンは、 マンドローネと言うらしいです。
マンドリンはピックを使って、基本的にトレモロという奏法で演奏しています。
トレモロとは、ダウンとアップを素早く繰り返して単一の高さの音を連続して小刻みに演奏することで持続音のように聞かせる奏法です。
とりあえず手首が凄く疲れる奏法ですが、その分小鳥のさえずりのような繊細で美しい音を奏でます。
たまに人の歌声に聞こえることも。